Biostyle
produce / planning / direction / food styling / drink design / logo design
京阪グループ・ビオスタイル様の商業施設における新店舗立ち上げに参加させて頂き、コンサルティングにて店舗プロデュースを担当。
コンセプト開発からネーミングやロゴデザインの制作を行いました。
ホテルや自社開発オーガニックコスメ販売店舗などを含む商業施設内の1つの店舗であることを踏まえて、施設全体のコンセプトに関連性のある有機的な植物名をご提案。
その植物の持つ意味合いを体験要素に持たせるため、植物自体のイメージをコンセプトカラーに置き、店舗空間・商品デザインに繋がりを意識して全体のスタイリングを行いました。
ロゴデザインについて
【ロゴに隠されたメッセージ】
Hoをアクセントカラーで強調することで、ヒソップでの体験を通じて、心も体も Ho(ほ)っとリラックスして寛いで頂きたいというメッセージを込めています。
【シンボルロゴによる表現と解釈】
お店のコンセプトである植物との関係性のある情景を表現しています。
◎ 3つの円の意味
Hyssopから広がる人と人との良き縁と繋がり
樹木の年輪 → じっくりと根を張り長く愛されるお店に
陰陽の世界観の類似 → アジアの感性と精神(薬膳の要素)
太陽と月の満ち欠け → 自然と植物との繋がり
◎ 縦の2本の線の意味
天から降り注ぐ太陽の光 → 植物の光合成
植物の根から吸い上げる水の流れ → 植物の生育
◎ 全体としての意味
Hyssop植物の花言葉である「浄化」のイメージ
【色による表現と解釈】
店名の由来となる植物(Hyssop)をコンセプトカラーで表現。意味合い込めて店舗空間や商品などの体験要素との繋がりを作りました。
Gray|地中に伸びた根(大地の灰色)
ベースカラー要素(枠組み / 空間 / 器 / ユニフォームなど)
大地・地面・アスファルト
Green|葉や茎(ボタニカルカラーをイメージする緑)
組み合わせカラー要素(料理 / 飲料 / 素材 / 器 / ディスプレイなど)
自然の生命力・大地の恵み
Purple|花(可憐でありながら品格のある佇まいの美しさの紫)
アクセントカラー要素(料理 / 飲料 / 素材 / ディスプレイなど)
美しさ・癒し・幸せ
コンセプトについて
植物のエッセンスを味わう
自然体の私に戻る場所
ヒソップという植物が持つ様々な表情をひとつひとつ紡ぎ合わせて、ここでしか味わえない食と植物の体験の提供。森の中でゆっくりと深呼吸するようなイメージで、自然を感じ植物のエッセンスを味わう、日常のストレスから解放されてリラックスした植物時間。ヒソップにご来店されるお客様から、お店に関わるすべての人にとって心身ともにリフレッシュができて、幸せな気持ちになれる場所に。そんな想いを込めてヒソップと名前を選びご提案させて頂きました。
商品デザイン・植物装飾について
立ち上げ時の店舗における商品メニューのスタイリング、ワインなど飲料リストのご提案、ボタニカル飲料の企画商品開発などを担当。メニューブックのデザインやショップカードの制作、SNS初期運用等を担当。オープン後は、定期的にコンセプトや世界観を意識した空間植物装飾を担当し、枝物を中心に定期的に季節感を持たせて生け込みを実施。季節ごとの新メニュー開発・商品セレクションにおけるスタイリングやサポートアドバイス、オリジナルドリンク商品開発、メニューデザインの制作等を行いました。